2013年8月9日金曜日

【お洒落】浴衣を作ることになりました!

浴衣 腰帯 帯 下駄 巾着 5点セット 全12種類 男性浴衣【麻混】/oth-ms-yu-1187


すでに夏真っ盛り!お久しぶりでございます @kazwoo215 です。

私ごとですが、この度初めて「浴衣」を作ることになりました。

少し前から興味のあった和装。予想外な展開となりました!

初めての呉服店

午後半休の日を使って嫁さんと呉服店に行ってまいりました。

買うとか買わないは別として、どんな浴衣が自分に合うのか?それを見たくて呉服店を訪ねました。

呉服屋さんって、洋服屋さんと違って入りにくい印象。

でも嫁さんは躊躇なく入っていきました!さすが女子はすごいなぁ。

浴衣に触れる感じる

案の定、店内にはお客さん居ませんでした。そりゃ、平日の午後ですからねぇ。

さっそく、女店主らしき年配の方が声をかけます「何かお探しですか?」

私:「あの……浴衣を……」

女店主:「奥様のかしら?」

私:「いや……男性用を……」

女店主:「あらそう!じゃあこんなのどうかしら」

と言うなり次々と既製品の浴衣をまず見せてくれました。

女店主:「これなんかどうかしら?『こむさでもーど』結構売れたわよ!」「それからこんなのとか、こんな色も良いわねぇ。」

どんどんテーブルの上に置いてきます。

と、おもむろに女店主「ちょっと着てみると分かるわよ〜!」と言うなり先ほどの『こむさでもーど』浴衣を私に着せ、マネキンの様に立たせておいてさささーっと紐など使って丈を合わせて着させてくれました。そして帯も手頃なのを持ってきて即席の浴衣姿に。

私の心の声:『コレが浴衣姿か……。』と鏡に写る自分の姿を眺めてると、突然!

女店主:「何となくわかるでしょ雰囲気」「あ、ちょっと待って良いのが有るわ!」

と奥から反物を持ってきた。コレがなかなかの風合い。クリーム地に縦ラインよく見ると節のある竹が縦模様の柄になってて、良い感じ。

女店主:「これステキね〜!あなたに合ってるわ。」

小千谷縮との遭遇

と言いつつも女店主は他の反物を更に持って来ます。

女店主:「コレ、良いでしょ〜!、浴衣にぴったり!」

その反物をよく見ると確かに違う!「何じゃこれ〜っ!」今迄見てた『こむさでもーど』とか既製品の柄とか地の風合いが一瞬にして霞んで見えた。

女店主:「涼しくて良いわよ〜。」「コレね、今半額なの!お買い得よ〜っ。」

その風合い豊かな反物の説明せずにSALEアピール!

よく見ると『小千谷縮(おじやちぢみ)』と書いてあるラベルが貼ってあっる。私の心の声:『何だろ小千谷縮!』

思わず出た言葉が「こ、コレすごい素敵ですね!」

女店主:「良いでしょ〜っ、小千谷縮!」

後で調べたのだが『小千谷縮』ってスゴいんです!
新潟県小千谷市周辺を生産地とする麻織物。南魚沼市を生産地とする越後上布と共に、国の重要無形文化財に指定、ユネスコの無形文化遺産に登録されている。
小千谷縮 - Wikipedia

小千谷縮の魅力

何種類か柄の違う『小千谷縮』を出してくれて、見ているうちにその生地に吸い込まれてました。

今迄着させてくれた『こむさでもーど』浴衣は遥か遠くの存在に!それほどまでに素晴らしい『小千谷縮』

とにかくその織と風合いが抜群にステキ!特に気になったのは紺地に細い縦ラインが入ったもの。コレは素敵だ〜!

しかしお値段が!何と定価は一反50,000円Σ(o゚∇゚oノ)ノ

いくら半額とは家初心者「浴衣初めて君」にはハードル高過ぎ無いか!(; ̄ー ̄A

しかし、心は決まっていた『最初の浴衣には戻れない……』

残された道は、このまま帰るか 作るかの二択!

共通点

そこからも女店主との話しははずみました。女店主の見た「野武士風の素敵な着物男子」の話とか。「着物を着こなしで粋が分かる」

そんな中ふと落語の話しになり、先日私のお友達の落語家さん 桂歌助師匠が行った『鎌倉田楽寄せ』の話題に。そしたら女店主「あたし達も行ったのよ〜!」って。「専務(息子さん)も一緒に」と示す先には、ほっそりとした見た目3,40代の若い店員さんが居た。

そしたら一気に女店主と店の人たち、私たちの距離感が縮まった。

後で嫁さんが言ったのだか「あの時、何か不思議な縁を感じた!」と。

確かに7月の『鎌倉田楽寄せ』私も嫁さんも素敵な着物集団を覚えていて。それが目の前の女店主とその仲間達だったこと。

実はこの日この呉服店に着たのは最初に予定していたお店がお休みだったこととか。

何か不思議なコトが2点3点あって、ご縁で今日この店に来て浴衣を選んだのだと。何となく確信した。

反物から仕立てる

もう運命だと思います。

なのでとても気に入った紺地の『小千谷縮』で浴衣を仕立てることにしました。店主曰く「コレなら着物でも着れますよ。」と聞いたのが大きく私の背中を押した気がしました。

仮の着物を羽織、採寸。袖の長さや胸回りお尻周りを計測。cmで言ったあと「何尺何寸だね!」と言う他店員とのやり取りが何だか面白かった。

女店主が「いつ来たいのこの浴衣!」と気にかけてくれたので予定日より早め8月17日に仕上がる様にお願いして来ました。

実は着物以外にも帯や下駄、それに小物入れを揃えなきゃいけない。それはこの次に来た時としよう。

ひとこと

実は私の着物が決まったあと嫁さんのもあれよあれよと言う間に選んで頂き。一緒に浴衣を反物から作ることになりました。

初めての浴衣が反物からの仕立てになってしまいましたが、ちょっぴり贅沢な今回のご縁は不思議でした。とにかく出来上がって袖を通すのが楽しみです。

お仕立て付き 本場小千谷ちぢみ(紳士)
by カエレバ

Kazwoo

Posted by Moblogger

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