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2013年9月18日水曜日

iPhone 5c ジョニー・アイブ とデザインと

Jony_Ive
Jony_Ive Photo by kazwoo215


9月13日から始まった、iPhone 5c の販売予約。なぜ本命が 5s では無く 5c なのか?

iPhone 5c はメイン機種??

9月10日 新しい iPhone が発表に行われた。
【Apple】 iPhone 5s と iPhone 5c どっちを選ぶ?

私はこの時点で 5c はプラスチック筐体の廉価版 iPhone と考えていた。

しかし実際のところ この見当は間違っていたようだ。それをすぐ感じさせるのは Apple の iPhone ページ。本命と思われていた 5s より先に 5c が紹介されるからだ。

Apple_iPhone_5c

もしかして Apple の本命は iPhone 5c ???


融合したデザイン

このふたつの記事を読んでなんとなく 5c を先行する糸口が見えたように思えた。

iPhone 5C の位置付けをどう考えるか:John Gruber | maclalala2
ジョニー・アイブの iPhone:MG Siegler | maclalala2

さらにこの記事を読むと謎が解けるはずだ。

iPhone 5cは「廉価版」にあらず。Jony IveがiOS 7搭載用としての理想を追求したデバイスだ - TechCrunch

つまり iPhone 5c はジョニー・アイブの作り出した、ソフトウェアとハードウェアを一体化させた究極のデザインモデルなのだ。

iOS 7 のシンプルで無駄の無い UI(ユーザー・インターフェイス)それを入れる箱としてカラフルなプラスチック筐体の 5c をジョニー・アイブがデザイン。5c のカラーに合ったケースや壁紙まで用意しているところを見れば、ソフトとハードをひとつのパッケージとして完成させた究極の iPhone モデルと言えるだろう

ジョニー・アイブの iPhone 5c を紹介するビデオを見れば、その意気込みは伝わって来るはずだ。[アップル - iPhone 5c - ビデオ]


初代 iMac と Apple 復活神話

imac_flowershot

Apple ファンなら間違いなく覚えているはずの iMac 。Apple ユーザーでなくてもこの一体型されたカラフルな新しいPCモデルは見た記憶があるだろう。

iMac は今まで見たことも無いデザインとカラー。ボンダイブルー(海のようなブルーグリーン)を初代として、その後カラーバリエーションを増やし「キャンディカラー」と呼ばれる多色展開を行い全13色、爆発的な人気商品となった。

そして、この iMac のおかげで経営危機が囁かれていた Apple を復活させたのである。

実はこの iMac をデザインしたのは、ジョニー・アイブ率いる Apple の IDG(インダストリアル・デザイン・グループ)なのだ。

もう お分かりかと思うが、ジョニー・アイブはかつての iMac と同じ戦略を用いて Apple の復活。そして 新たな iPhone 市場の開拓に挑んでいるのでは無いだろうか?


廉価版ではない 5c の位置付け

iphone_5c_5s_kakaku
情報元:iPhone 5s / 5c 価格比較:auソフトバンク横並び、ドコモは総額高の実質安。各社 MNP 乗りかえ施策 - Engadget Japanese

各社から発表された iPhone の価格を見れば 5c が廉価版でないことは明らかだ

その証拠に 4S は残し、iPhone 5 は市場から消したのだ。

つまり iPhone 5c は間違いなく iPhone 5 の後継であり、ラインナップのメイン商品なのである

ジョニー・アイブが徹底的にデザインにこだわり完成させた形が iPhone 5c と考えられるのではないか?私はそう思う。


iPhone 5c は買いなのか?

Jony_Ive

この写真で確認出来ると思うが、ジョニー・アイブは iPhone 5c 紹介ビデオでこう言っている。「ハードウェアとソフトウェアが互いに調和して生まれる体験です

間違いなく iPhone 5c はジョニー・アイブの魂込めた逸品なのだ。

もしあなたがジョニー・アイブの言う「互いに調和して生まれる体験」を共有してみたいのなら間違いなく買いだ!

デザイナーの思いがつまったソフトウェアとハードウェアの融合を体験出来るだろう。

すでに予約は始まっている。しかし焦ることはない。20日以降ショップで本物を手にしてから考えても遅くはないだろう。


かずう的 ひとこと

今回なぜ iPhone 5c が 5s より先に予約となったのか。また Apple のホームページ上でも先に表示されているのかを探ってみた。

結論はプラスチック筐体のカラフル iPhone 5c はシリーズの中で低価格 廉価版では無かったようだ。

それよりも Apple が今最も売りたい商品である事が分かった。そして iPhone 5c がある意味社運を掛けたキラーアイテムであることも。

おそらく機能的にハイスペックの 5s は、現在 iPhone を使い込んだユーザーにとって狙うべき商品で有るが。初めて iPhone を手にするユーザーにとってはカラフルな 5c は魅力的な商品となるであろう。

また新規に iPhone を取り扱うことになった docomo はブラック&ホワイトのラインナップよりカラフルな 5c を勧めやすいと考えられる。それは今までのガラケー(スマホ)に見られる同機種多色モデルからユーザーに選択購入させる売り方が定石になっているからだ。

その証拠に販売価格を他社(先発キャリア)と比較すれば、docomoがいかに 5c を重要と見ているか明らかである。

20日以降 Apple の売り上げ報告が楽しみになって来た!吉と出るか iPhone 5c よ。


デザイナーの彼の名前、ジョニー・アイブよりジョナサン・アイブの方が馴染みのある響きに感じるのは私だけだろうか?いつの間にジョニーに……気づかなかった。

ジョナサン・アイブ - Wikipedia


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【動画】ジョニー・アイブ氏 iPhone 5c への想いを語る


Kazwoo
Posted by Moblogger

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